【シドニー17日AAP】16日、シドニー空港で国際線の便に搭乗しようとしていたマレーシア人の男(21)が14キロのヘロインを密輸したとして逮捕された。
男は大量の違法薬物の所持・供給の罪で起訴され、17日にシドニー中央地方裁判所に出廷。男に関する捜査は、昨月シンガポール人2人が同じ犯罪で逮捕されたことに続いて行われていた。
男を検挙したのはジョイント・アジアン犯罪検挙グループ(JACG)で、豪州連邦警察(AFP)、NSW州警察、豪税関、豪州犯罪委員会及びNSW州犯罪委員会のメンバーで構成されている。
AFPのティム・モリス警視監は「密輸シンジゲートを検挙したことで、オーストラリアの捜査当局が世界中で問題になっている薬物密輸に対し、きちんと取り組んでいることを示すことができた」と述べた。