【キャンベラ11日AAP】豪州統計局のデータによると、1月に契約された住宅ローンのうち25.6%が新規に住宅を購入する人たちで、1991年以来最高の割合となった。連邦政府が景気対策として講じた補助金増額が功を奏した結果となった。
1月における全体の住宅ローン契約件数は季節調整後3.5%増の5万5628件。4カ月連続での増加となった。経済専門家は1月の増加率を4%と予測していた。
連邦政府による住宅購入者への補助金は、104億ドルを投入して昨年10月に行われた経済刺激策のひとつで、中古住宅購入者へは1万4000ドル、新築住宅購入者には2万1000ドルが今年6月末までの期限で支給されるというもの。