【シドニー16日AAP】ジュリア・ギラード副首相はジ・オーストラリアン紙に対し、最初の仕事に就くことができない多くの若者を対象に技能訓練プログラムと12年生まで学校に留まるためのプログラムを計画していると話した。
ギラード氏は経済不況によって若者が長期的に失業手当を受給するようになり、失われた世代が生まれることで、彼らが雇用に適さなくなることを懸念している。また、同氏は余剰人員とみなされた40代の労働者に対しても、長期的な失業や貧困に陥らないように支援することを目指している。
同紙は、ギラード氏はプログラムの詳細について言及することを拒否したが、数週間以内に実施される次回のオーストラリア政府協議会(COAG)の会合で抜本的な改革を提案することを示唆したと報じた。
ギラード氏は「COAGは今後2年で若者の失業を防止するためにより多くの若者が長期間にわたって教育や訓練に従事することができるような改革を検討する」と語った。