【キャンベラ16日AAP】ケビン・ラッド政権が憤慨する無所属の上院議員の要求に合意しなければ、アルコポップの税制法案は可決されることなく失敗に終わる寸前であることが分かった。
オーストラリア緑の党のボブ・ブラウン氏とレイチェル・シーベルト氏と無所属のニック・クセノフォン氏は16日、記者会見を開き、ラッド政権との交渉が決裂した後、自分たちの立場を正式に発表した。
アルコポップの税制法案のもと、今後4年で16億ドルを徴収する見通し。ラッド政権はスポーツ・クラブや地域のスポーツへのアルコール・スポンサーシップの代わりに1000万ドルを提供することに合意した。しかし、緑の党はその2倍の額を要求している。労働党はアルコールの電話相談サービスへの資金提供を拒否したが、アルコール広告に対する健康被害警告のサインに関しては合意した。