【シドニー17日AAP】センシス社の新しい消費者レポートによると、オーストラリア人はこの世界不況の最中でも定期的に外食を行っており、オーストラリア人が宅配サービスを利用して食事をする回数は、3年前の調査結果より3倍増えたことが分かった。
この調査は今年2月、1500人を対象に行われたもので、レポートの作成者であるクリスティーナ・シン氏は、豪人の10人に4人が、食事とは生活の中で熱意が入るものの1つと回答したとして、オーストラリア人は食事に対し、生活上必要不可欠なものという認識以上の思い入れがあるとした。
同調査の結果では、外食は豪人の食事全般の8%を占め(年間約30回)、持ち帰りの食事(テイクアウェイ・フード)は9%だった。家庭料理を好むオーストラリア人は圧倒的に多く、約79%が夕食は必ず家庭で用意されたものを食べると回答した。
また、最近では自分が食するものの産地がどこであるかということを気にするオーストラリア人が増えている傾向も明らかになり、10人のうち9人が豪州産のものを食べることは重要とし、10人に6人がそれは非常に重要なことと回答した。