【ケアンズ17日AAP】アンナ・ブリーQLD州首相は17日、ジェットスター航空がケアンズと大阪を結ぶフライトを新設することを発表した。
西日本最大の都市、大阪とQLD州北部の観光地ケアンズを結ぶこの新路線は、週4回の予定で今年末までに就航することが見込まれている。ジェットスター航空のブルース・ブチャナン課長はレポーターに対し、世界的な景気後退でも同社の業績には影響がみられないと述べ、「原油価格の下落により、我々はさらに運賃を値下げできる柔軟性を得ている」と話した。
ブリー首相はレポーターに対し「私がQLD州に10万の新雇用がいると言えば、どの業種にも働きかける。そうして州民に就業機会をもたらすのは今回のようなプログラムである」と話し、労働党はQLD州北部遠隔地における1万2500の旅行業界での雇用を保護したと述べた。
また、QLD州では選挙が21日に行われることもあり、ブリー首相は今回の選挙で労働党が再選されれば観光業に1200万ドルを投入するとも述べた。