【シドニー18日AAP】NSW州南部沿岸部の動物園で、雌ライオンが脱走する事件があった。
17日午前9時30分ごろ、ベートマンズ・ベイの南10キロのところにあるモゴ動物園で、同動物園で生まれ育った雌のアフリカライオン、ジャメリアが囲いから脱走。最後はスタッフによって銃殺された。当時、園内には30人以上の客がいた。
モゴ動物園の業務マネージャーであるジョン・アップルビー氏はAAPに対し、「ジャメイアはかなりゆっくりと公共エリアに向かっていた。ライオンが危険な動物だという認識がある以上、一般市民に危険が及ぶ可能性があれば、今回の決定は当然のこと」と話した。
同園でこの手の事件があったのは今回が初めてだという。