【シドニー20日AAP】NSW州で、コールス、ウールワース、デビッド・ジョーンズ、ハーベイ・ノーマンなどの大手小売店が、産業関係事務局(OIR)に対して、来月12日のイースター・サンデーの開店営業を許可するように申し入れた。しかし、OIRはこれらの大型小売店の営業を認めないとしている。
商店取引法では、イースター・サンデーに営業することは違反とされており、グッド・フライデーやクリスマス、ボクシング・デー、アンザック・デー(午後1時前まで)も、同様に営業が規制されている。しかし、例外も認められており、シドニー中心部やニューカッスル、カブラマッタやその他の地方においては、小売店の営業が認められている。従業員4名以下の小規模の小売店も、規制の対象外となっている。また、薬局や花屋、フルーツ店、ニューズエージェント、レストラン、DVD販売店なども営業することができる。
大型小売店側は、イースター・サンデーに営業することによる経済効果や、全ての人にとって特別な日ではないと主張していた。ちなみに、シドニー中心部のブロードウェー・ショッピングセンターは営業を認められているという。