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石炭産業に抗議、環境活動家らがニューカッスル港を封鎖

 【シドニー21日AAP】ニューカッスルで21日、環境保護を訴える人々が、石炭産業による気候変動への悪影響を訴えるために抗議運動を行った。一部の抗議者らは、カヤックや自家製のいかだに乗って、船舶がニューカッスル港に入港するのを阻止した。

 抗議運動に参加したグリーン党のリー・ライアノン議員は「抗議者らは、政府が気候変動を真剣に考えているならば石炭産業への対策を取るべきだ、という重要なメッセージを発信している」、「港を封鎖させる抗議活動が実行されたのはこれで4度目で、毎回多くの支援者が集まっている。もし必要であれば、私たちは今後も平和的な活動を続けていく」とコメントしている。ライアノン議員によれば、今回の抗議運動の参加者は推定500人だったという。

 ニューカッスル埠頭公社は、この日に予定されていた船舶の入港を全てキャンセルした。同社のスポークスマンは、抗議運動についてのコメントを避けており、質問がある場合はNSW州警察に問い合わせるようにと述べている。

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