【ブリスベン4日AAP】 オーストラリア国立大学が行った研究の結果、向こう数十年で、メルボルンやシドニーの最高気温が50度台に達すると予想される。
研究を主導したソフィー・ルイス博士によると、「世界の気温上昇を2度未満に抑える」としたパリ気候変動協定の目標が達成されたとしても、国内主要都市で50度を上回る日は出てくるという。同様に、国内他地域でもかつてない高い気温を記録するようになると予想される。
現在、メルボルンやシドニーの最高気温は45~47度に達しており、すでに都市部では生活に影響が出ている。最高気温50度に達すれば、緊急サービスや入院、健康やインフラなど様々な場面でより大きな試練に対応することになる。
高い海水温度によってさんご礁の白化現象が進むグレートバリアリーフも、今後さらに海水温度の上昇が進めば非常に危険な状態となるだろう。
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