【シドニー24日AAP】22日にシドニー空港で発生した暴走族による殴打死亡事件を受け、マルコム・ターンブル野党党首は、連邦政府は空港警備に関して十分な対策を取っていないことで国民を失望させたと述べた。
ターンブル氏は、ラッド首相が暴走族間の闘争に関して対策を取るために、連邦及び州の法務長官による会議を招集したことを歓迎したが、国内の空港において警備員や警察官の数が十分でないことについて連邦政府を非難した。
「(連邦政府は)何億ドルも浪費しているというのに、国民の安全を守るための重要なサービスについてはお金をかけていない」とターンブル党首。
暴走族を解散させるために法律をより厳しいものにし、SA州の法律を国の法令のテンプレートとすることについては与野党共に同意している。