【シドニー5日AAP】 消費者団体チョイスが選ぶ、消費者からのウケが悪かった商品に贈られる「ションキー・アワード」に、今年もサムスン電子の商品が選ばれた。サムスン電子が同賞を受賞するのはこれで3年連続。
サムスンは、一回のサイクルに6時間半かかり、200リットル以上の水を必要とする洗濯機などで、消費者の満足度を得られなかったようだ。サムスン電子のほかにも、銀行大手ウエストパック、大手スーパーチェーンのコールズや、タカタ製のエアバッグ問題で消費者への対応が遅れたとして、自動車製造のホンダ、トヨタ、レクサス、BMW、マツダなどが選ばれた。
チョイスのアラン・カークランドCEOは、企業は品質が低く、隠れたコスト負担を加えた商品を販売し続け、信用するのが難しい主張を繰り広げているとして、「残念ながら、同賞への注目も年々高まっている」と話した。