【キャンベラ28日AAP】初めての持ち家購入者4万2000人以上が、08年10月以降に連邦政府から補助金を受け取ったことが明らかになった。
連邦政府は景気刺激策として、初めての持ち家購入者に補助金を支給しており、08年10月からは補助金額を7000ドルから1万4000ドルに引き上げている。購入する住宅が新築の場合には、さらに7000ドルが追加されるため、購入者は計2万1000ドルの補助金を受ける取ることができる。
低金利とともに住宅部門刺激策が実行されたことで、住宅市場に多くの新規購入者が参入することとなった。ターニャ・プリバーセク住宅大臣は声明の中で「オーストラリア経済において雇用を支援して信頼を支えていくためには、住宅市場の好調が非常に重要だ」と述べている。
初めての持ち家購入者数が最多だった州は、NSW州で1万4404名、続いてQLD州9319名、VIC州8632名、WA州約4200名、SA州3300名以上、TAS州1135名、首都特別地域703名、NT準州404名となっている。