政治

ゼノフォン議員 連邦議院から身を引く

【キャンベラ6日AAP】  連邦議会のニック・ゼノフォン上院議員はこのほど、連邦議会から身を引いて、SA州議会選挙へ出馬する意向を固めた。同議員は先に、二重国籍である疑いが発覚したため、連邦議会で議員を続けることは難しい状況となっていた。

 

ゼノフォン議員は、連邦議会から身を引いてSA州選挙に出馬する決断をエベレスト登山に例え、酸素ボンベを持たずに山を登るような厳しい挑戦との考えを示した。一方で「自分の州や人を愛しているからこそ、挑戦する準備がある」と意気込みを述べた。

 

ゼノフォン議員はさらに、破綻したSA州の政治制度をそのままにキャンベラで政治家を続けていても、SA州の問題を正すことは出来ないということが分かったと説明。ニック・ゼノフォン・チーム党に所属する他の議員たちからも、了承を得たとしている。

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