【シドニー31日AAP】報道によると、オーストラリアは現代の防空システムをアップグレードする必要があるため、同システムを持ってしても敵に対し戦闘機、軍艦、戦車などをすぐに配備することが不可能だという。
ニュース・リミテッド紙は豪国防軍(ADF)の装備に投資されている何十億ドルもの資金は訓練目的、あるいは激しい戦闘のリスクがほとんど、または全くない場所での軍の配置のみに使用されていると報じた。
ADFは毎年220億ドルの税金を受け取っているにもかかわらず、71F/A-18ホーネット戦闘攻撃機のほとんどは十分な電子防護が欠如しているために現代の防空システムに対し使用することができない。
まもなく公表される予定の政府公式報告書で、ADFがどれぐらいの費用を新型戦闘機、軍艦、高度技術兵器に費やす計画があるかが明らかになる見通し。