生活

豪人5人に2人が睡眠不足 調査から

【キャンベラ7日AAP】   オーストラリア神経科学研究学会の調査結果によると、オーストラリア人の5人に2人が毎夜十分な睡眠時間を確保していないことが明らかになり、睡眠不足による経済的コストやメンタルヘルスの犠牲を引き起こすとして警告している。

 

同研究学会のハナ・ヘンセン医師は、成人の推奨睡眠時間は7時間から9時間だとし「睡眠不足はうつ病や情緒不安定などのメンタルヘルスに悪影響を及ぼす。十分な睡眠をとることで、健康が改善され、職場での生産性が向上される」と述べた。

 

また、不適切な睡眠による前会計年度の財務費用は約660億ドルだと概算されており、個人的なコストはさらに上回るとしている。

 

ダニー・エッカート准教授は、不適切な睡眠は集中力の低下を引き起こすとし、国内では 毎日1人が睡眠不足による交通事故や労働災害で死亡していると報告した。

 

 

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら