【シドニー8日AAP】 フィジーで新婚旅行中だったオーストラリア人女性が心不全を起こした後死亡し、残された家族や友人らはショックと悲しみに包まれている。
シドニー在住の看護婦だったケリー・クラークさん(24)夫のチェイスさんと新婚旅行中の4日に体調が悪くなり、 初めは腸チフスだと診断されていたという。
クラークさんの姉は、ケリーさんは臓器不全と敗血症が原因で昏睡状態に陥ったと述べ、フィジーには治療に必要な薬がなかったため、オーストラリアで緊急治療を受けられるよう募金を募っていたとした。ケリーさんは救急ヘリが到着する前に死亡した。
外務貿易省のスポークスマンは、フィジーで亡くなったケリーさんの家族に領事的サポートを提供しているとしたが、守秘義務により詳細に関してはコメントを控えた。