【キャンベラ2日AAP】子宮がん検診を2年ごとに受診している人の数がこの8年間で最高となった。
豪州健康福祉研究所のデータによると、20-69歳の女性のうち、2006年初めから2007年末までの2年間に子宮がん検診を受診したのは61%強。今までの最高は1998-1999年の63%だった。また、次の受診までの期間が長くなると受診率が上昇することも明らかになり、3年ごとでは74%、5年ごとでは86%の女性が検診を受けている。
検診受診率の上昇に伴い、子宮がんの新患者数及び死亡者数は約半分に減少。新患者数は受診プログラムが開始された1991年で女性10万人当たり13人だったのが、2005年には10万人当たり7人となった。子宮がん死亡者数は、1991年で10万人当たり7人だったのが2006年にはわずか2人に減少した。