【キャンベラ2日AAP】来月発表の来年度予算案では、財務省による大規模な経済刺激策が含まれていると伝えられていることに関して、ジュリア・ギラード首相代理は「来年度予算の内容について考えをめぐらせるようなことはしない」と述べた。
ギラード首相代理はABC局に対し「1年には3つのシーズンがある。ラグビー、クリケットのシーズンに加えて、新たに“予算案の内容を想像するシーズン”が増えた」と話し、予算案作成には参加していないとコメント。さらに、連邦政府は今も420億ドルを投入して行われた2度目の経済刺激策を展開させているところだと話した。
またギラード首相代理は、2度目の経済刺激策が落ち着いた段階で追加対策が必要ならば、連邦政府は行動を起こす準備はできているとも述べた。