【シドニー10日AAP】 NSW州政府は今週、ギフトカードの有効期限を少なくとも3年に延長する法案を議会に提出する。消費者機関チョイスは、「全州・地域で適用されるべきだ」とこの動きを支持している。
毎年国内で25億ドル分相当のギフトカードが販売されるが、このうち2億ドルが使われていないと見積もられる。チョイスが2014年に行った調査でも、「過去3年で未使用のギフトカードが少なくとも1枚あった」と回答者の3分の1が答えている。
小売り業協会は、消費者に著しく不利となり、小規模事業にとって打撃だとして、ギフトカードの規定見直しに反対。これに対してチョイスは、カードの有効期限延長は“公平な基準になる”として、「反対する事業は消費者に何を優先させるのか疑問を持つべきだ」と述べた。