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QLD州政府、羊のおなら研究に100万ドル!

 【ブリスベン6日AAP】誰かが100万ドルをくれたら、あなたは何に使いますか?牛や羊が排出する温室効果ガスの削減方法の発見に100万ドルを使ってはどうだろうか。

 これはまさにQLD州政府が連邦政府からの資金提供を受けて実施している3大リサーチプロジェクトのひとつである。

 ティム・マルヘリン第一次産業相は、牛や羊がどれほど地球温暖化を引き起こす原因となっているかを認識していない人は多いと述べた。「実際、家畜が排出するメタンガスはオーストラリアの温室効果ガスの総排出量の約14%を占める。我々が実施しているこの問題に関する最新の研究はすでに有名。ほとんどメタンガスが混入していないカンガルーが排出したバクテリアを牛や羊に埋め込むことで牛や羊が作り出すメタンガスを削減できるかどうかを調査している」とマルヘリン氏は声明文で語った。

 「約100万ドルがこれらのプロジェクトに割り当てられており、プロジェクトは3年後に終了する見通し」とマルヘリン氏。

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