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豪の少女98% 「男女平等じゃない」 

【シドニー11日AAP】  「国際ガールズデー」の11日、オーストラリアの少女の98%は、同年代の少年よりも学校や家庭において不平等な扱いを受けていると感じていることが、最新の調査結果で明らかになった。特にスポーツやメディアでの扱いにおいて、不平等だと感じているという。

 

調査会社プラン・インターナショナル・オーストラリアは、オーストラリアに住む10歳~17歳の少女、1700人を対象に調査を実施した。同社のスーザン・レゲナCEOは、不平等を感じている少女の割合が98%と非常に高いことに衝撃を受けたとした上で、性差別的な広告、男女で異なる学校の制服、賃金の格差など、政府に対し問題解決の必要性を訴えるものとの認識を示した。

 

調査では、同年代の少年と同様に扱われていると感じているのは、15歳~17歳の少女の10%未満で、15歳未満の少女では16%だった。また、5人中4人がメディアで少女のほうが「見た目」への注目が高いと感じており、10代後半ではテレビや雑誌で男女が平等に扱われていると考えているのは10%未満だった。さらに、学校では45%が平等と感じる一方、10代後半では29%まで下落した。

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