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失業率が5.7%に上昇

 【キャンベラ9日AAP】豪州統計局は9日、3月の雇用に関するデータを発表。これによると同月の失業率は季節調整後で5.7%。2003年12月以来最悪の高い率となった。

 3月の新規雇用者数は季節調整後で3万4700人減少。非常勤雇用者数はわずかに増加したものの、常勤雇用者数は3万8900人下落した。

 経済専門家たちは3月の新規雇用者の総数は2万5000人減少し、失業率は5.4%になると予想していた。

 連邦政府は今年2月、失業率は今年6月には5.5%となり、2010年半ばまでに7.0%に達するという予想を発表していたが、今回の発表により、失業率は政府の予想よりはるかに早いペースで上昇していることがわかった。

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