【アデレード１５日ＡＡＰ】ＳＡ州のディスカウント雑貨店で、商品の安全性を調べるための抜き打ち検査が実施された。この結果、子供用玩具など２０商品に、安全上の問題があるとことが判明している。

　安全上の問題が指摘された商品リストには、３歳以下の幼児向けの１４商品が含まれており、幼児が小さな部品をのどに詰まらせる危険性があるという。また、３つの折りたたみ式の椅子も危険だと判断された。

　ゲール・ガゴ消費者問題大臣は、２１店舗で販売されていた１８９商品の安全性を調査したと発表している。ガゴ大臣によれば、非安全性を指摘された商品の大半は中国製だったといい、「基準を満たせない商品が多数見つかったのは、良からぬことだ。ディスカウント店に照準を絞って抜き打ち調査を実施したことの正当性が示されたようだ」とコメントしている。