【メルボルン17日AAP】 VIC州は、使い捨てレジ袋を禁止する方向で進めることを明らかにした。レジ袋禁止の導入に関し、同州は国内でも最後のほうだ。
ダンブロシオ州環境相は18日、消費者や業界との3か月の協議期間を設け、使い捨てレジ袋の禁止を見極めると発表した。一般的なスーパーマーケットのレジ袋が対象となり、野菜や果物用に使われるさらに軽量のビニール袋はこれに当てはまらない。また、重量のあるビニール製の買い物袋も、多くの衣料品店で使われなくなるという。同氏は「レジ袋禁止を有効にし、環境への影響がより甚大な重量のあるビニール袋を使用しないよう消費者に促すことが重要だ」と訴えた。
スーパーマーケット大手のウールワースとコールズは先立って、2018年7月から使い捨てレジ袋を段階的に廃止していく意向を示している。