【キャンベラ27日AAP】オーストラリア獣医協会は27日、豚インフルエンザ・ウイルスは食品に拡大しないことから、豚肉を摂取することを懸念する必要はないとした。
また、同協会はオーストラリアは豚を輸入していないため、国内の豚は安全であると発表した。協会のマーク・ローリー会長は、本当に懸念すべきことは豚インフルエンザが流行している国を訪れた人と接触した際の人から人への感染であるとした。
世界保健機関(WHO)は適切に処理され、加熱された豚肉に危険性はないとしている。WHOは「豚肉やそのほかの肉類を料理するときのように、摂氏70度以上で豚肉を加熱すれば豚インフルエンザ・ウイルスは死滅する」と話している。