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健康に良い子供向けシリアルはわずか2品

 【キャンベラ29日AAP】消費者グループ「チョイス」が行った新しい調査結果では、子供向けとして販売されているシリアルの多くには、砂糖と塩が過剰に含まれていることが指摘され、わずか2品のみが毎日食べるのに適しているとされた。

 この調査は、同グループが国内の主要スーパーマーケットで販売されている朝食用シリアル152品を対象に行ったもの。この中で、チョコレートが含まれているか明らかに若者向けに販売されている42品のうち、毎日食べるのに良いとされたのはサニタリウム社の「ウィート・ビックス・キッズ」とネッスル社の「アンクル・トービーズ・ビタブリッツ・ウィーティーズ」。

 他の40品は多量の砂糖もしくは塩が使用されていることが分かった。ケロッグ社の「ニュートリ・グレイン」、「ココ・ポップス・チェックス」そして「クリスピクス・ハニー」は、砂糖と塩のいずれも多く含まれていることが指摘された。

 国内で人気の高いシリアルの中では、サニタリウム社の「ウィート・ビックス」のみが、チョイスが選んだ健康に良いシリアルのトップ10に入った。

 この調査は2年前にも行われたが、調査を行ったチョイスはいくつかの商品に改善がみられるとし、ネッスル社は「ミロ(Milo)」シリアルに含まれる砂糖と塩の量を減らした。一方で、同社の「チェリオ」と「ネスクイック」の塩分量は増えた。ケロッグ社は「クランチー・ナッツ・クラスター」の糖分と塩分を減らしたが、「フロスティーズ」の塩分を増やした。

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