【シドニー1日AAP】大手デパート「ターゲット」では、6月1日より国内の全283店舗及びターゲット・カントリーの店舗すべてにおいて無料のレジ袋配布を中止する。
SA州では4日より州全土の販売店でレジ袋の無料配布が禁止される。ターゲットは、今回の決定は同州で12月に行われたレジ袋禁止の試行結果を受けたものとしている。
また、環境保護団体「ドゥー・サムシング」もレジ袋禁止を呼びかけるキャンペーンを国内全土で展開する予定で、同団体の創始者であり理事でもあるジョン・ディー氏は、スーパー・チェーンのアルディやバニングス、イケアなどでは既にレジ袋配布は禁止されており、オーストラリアはレジ袋配布禁止の準備ができているとした。
ターゲットのローナ・インマン代表取締役によると、6月1日以降、ターゲットで買い物をする場合、顧客は買い物袋を持参するかレジ袋を10セントで購入、もしくは再使用可能の「レッド・バッグ」を購入することになる。