【シドニー1日AAP】 NSW州で豚インフルエンザへの感染を調べるため、計179名が検査を受けている。これまでのところ、感染者は確認されていない。
NSW州保健局長のケリー・チャント博士によれば、このうち102名は感染していないことが判明している。1日にシドニー空港で検査を受けた3人を含む、残る77名の結果は、まだ判明していない。NSW州では、豚インフルエンザへの感染が疑われる症例が、州全体に広がっている。
チャント博士は「ここ7日間に海外から帰国した人で、発熱や咳、疲労、喉の痛み、鼻水などのインフルエンザの症状がある場合は、まず一般医や地元の保健所に連絡するか、救急科で診断を受けるべき」と呼びかけている。