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NSW州、今年1~3月に100匹の猛犬を処分

【シドニー2日AAP】   NSWでは今年に入ってから、人や他の動物を襲ったことが理由で多くの犬が処分されている。

処分数が最大だった品種はスタッフォードシャー・ブル・テリアで、1~3月までの3カ月間に77匹が安楽死させられた。また、オーストラリアン・キャトル・ドッグやジャーマン・シェパード、ロットワイラー、オーストラリアン・ケルピーなどの品種も、人にかみつくなどの危害を加えている。

NSW州で犬に襲われたのは、大人291名、16歳未満の子供75名、犬230匹、猫46匹に上っており、計100匹の犬が1~3月に処分されている。犬に襲われた人のうち、61名が病院で治療を受け、23名が入院し、1名が死亡している。

バーバラ・ペリー自治体大臣は「NSW州は犬に対する法律が国内で最も厳しく、最大5万5000ドルの罰金が科せられる。しかし、責任を持ってペットを飼育することが、何よりも重要なことだ」と声明の中で述べている。

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