【キャンベラ21日AAP】 同性婚合法化の是非を問う郵便投票が最終段階に入るなか、テクノロジー世代の若者らに郵便投票に参加させようと、革新的なキャンペーンが立ち上げられた。
10日間に及ぶソーシャルメディアを使ったキャンペーン「Postbox Party」では、郵便ポストの前に立つ自身の映像を投稿するコンテストを行う。賞品には、カンタス航空が米国ロサンゼルス行きのビジネスクラス航空券2人分を寄付した。キャンペーンを主催する、モバイル映像企業FolkTaleのセーラ・マクCEOは21日、「デジタル世代、特に男性の心理に郵便ポストを備えつける、風変りかつ素晴らしい思い付きだ」と話した。
ニューズポール社が今週初めに行った調査から、18~34歳の10人に7人近くが同性婚を支持するが、投票で年齢の高い層に遅れをとっているとわかった。若い人は同性婚を支持する可能性がより高いとされ、投票で意見が反映されることが重要だという。
郵便投票は11月7日で終了するが、オーストラリア統計局は(ABS)は10月27日までに投票用紙を投函するよう奨励している。