【キャンベラ4日AAP】メルボルンのRMIT大学とラ・トローブ大学が調査した結果、オーストラリアの女性の10中9人が常に「自分は肥満だと感じる」とし、自分の体型を恥ずかしいと思っていることが分かった。調査結果は、鏡で自分を見ることを嫌う絶望した女性の様子を表している。
女性の3分の2以上がシャワーで自分の裸を見ることを不快に感じると回答している。約半数の女性が毎日自分は肥満と感じ、常に痩せることを切に願っている。調査を受けた女性の3分の1が食べる量を決める際に自分のお腹、太もも、お尻を繰り返しチェックするという「悪循環」に陥っているという。
今回の調査責任者、エイドリアン・シェンブリ氏はこのような状況は女性を不安にし、苦しめるとした。自分の体重に不満を全く感じないと回答した女性は10人中わずか1人。シェンブリ氏は「オーストラリアの女性は自分の体型や体重に非常に不満を抱いている」とし、摂食障害のリスクにさらされている女性が著しく多く懸念されると警告した。
今回のオンライン調査は現在も実施中で、これまで400人以上の女性が回答した。