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トラックが主要道路で抗議の低速走行

【シドニー5日AAP】   6日早朝、シドニーを走る主要道路2つで、複数のトラックが政府に抗議するため低速走行を行った。

6日午前6時、約25台のトラックはリバプールにあるM5とM7のジャンクションに向け、シドニー南西部サットンを走るヒューム・ハイウェイを出発。時速約60キロの低速走行を行い、交通に多少の影響を及ぼした。これらのトラックはリバプールで解散し日常業務に戻る。またシドニー北部ワーナーベールでも、複数のトラックがF3にて抗議の走行を行った。

今回の抗議は死亡事故を減らすための対策を政府に求めるもの。NSW州では4月、トラック事故で6人が死亡した。

運輸労働者組合のリチャード・オルセン事務官は「交通事故とトラック運転手の給与は明らかに関連性があるということを示した報告があるにも関わらず、連邦政府は昨年11月から何の対策も取っていない」とし、運転手たちが市場レートではなく最低賃金の支払いを適切に受けられるよう、連邦政府に対しこの問題の対策を求めると述べた。

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