【シドニー9日AAP】 オーストラリア政府は、来年度の技術移民の受入れを7000人削減することを予定している。わずか2カ月前にも大幅な削減が決定されたばかり。
連邦予算案では、来年度の一般技術移民の受入れを7000人削減して、計10万8000人にするとされている。今年3月には、1万8500人の受入れ削減がすでに発表されており、今回の削減数と合わせると、技術移民プログラム全体の約20%にあたる2万5500人分の受入れ枠が消滅することとなる。
先月、オーストラリア国内の失業率は5.7%から5.4%へ回復したが、政府の移民政策はこのまま続行される見込み。