【ゴールドコースト25日AAP】 QLD州ゴールドコーストの人気テーマパーク「ドリームワールド」のアトラクションで発生した死亡事故から、ちょうど1年が経過した。スタッフは地元の牧師を招いて式典を行う予定だ。
昨年10月25日、急流すべりアトラクションの「サンダー・リバー・ラピッズ・ライド」で事故が発生。4人が死亡した。ドリームワールドは、「悲劇から1年たった今も、犠牲者らを思う」とツイートした。同テーマパークは事故後45日間閉鎖し、訪問者は3割近く減少、昨年度の営業損失は6260万ドルと報告された。
QLD州警察は先週、事故に刑事責任はないとの見方を示したが、最終決定は検視に委ねられている。
この事故や他の職場関連死を受けて、QLD州政府は新たな産業過失致死法を議会で通過させた。同法は過去に遡って適用されないことから、ドリームワールドの事故は対象外となる。