【シドニー12日AAP】 ジョー・トライポディNSW州財相は、政府による電力の販売計画に関して試験販売を行うためとして海外諸国を訪問し、29万ドルもの州民の税金を旅費に使った。
同相の「海外周遊」の訪問先は、東南アジア、中国、日本、韓国、中近東、ヨーロッパ、英国、カナダ及び米国で、期間は4月14日から5月7日だった。
同財相の事務所によると、29万ドルの内訳は、財相及び他のスタッフ計7名のための航空費が17万ドル、そして食費及び宿泊費が6万9000ドル。さらに4万800ドルが交通・電車代にかかった。
旅行のメンバーには、3つの民間企業(フロンティア・エコノミクス、ラザード・カーネギー・ワイリー、クレジット・スイス)の幹部らも含まれていた。