【ブリスベン26日AAP】 QLD州では、今年4月~6月の四半期で、公共サービス機関におけるフルタイムおよびフルタイム相当の被雇用者が1651人増加したことが、同州の公共サービス委員会による報告で分かった。同州のパラシェイ首相によると、医師、看護師、教師、看守などが増加の大部分を占めているという。
QLD州のパラシェイ首相は26日の議会で、雇用の増加はニューマン党首が率いた自由国民党による前政権下で、約1万4000人の雇用が削減されたことと対照的だと指摘。「われわれは、第一線におけるサービスを確実なものとし、州民が当然受けるべきサービスを保障する」とコメントした。
パラシェイ政権は3年間の任期で、2万人以上の公共サービスの雇用を生み出しているが、公共セクターに拠出したコストについてKPMGがまとめた結果については、依然として明らかにしていない。6月までの四半期でフルタイム雇用が増加したのは、医療758人、教師293人、警察官72人などとなっている。