【メルボルン20日AAP】 警察は、カンガルー2匹を矢で撃った男を起訴した。
今月9日、メルボルン北部郊外ブンドゥーラの草地で、頭部に矢が刺さっているオオカンガルーが発見された。矢は頭骨を貫通し鼻腔(びこう)に達していた。このカンガルーは矢の除去手術を受け快方に向かっている。また7日には、臀部(でんぶ)に矢が刺さっている雌のカンガルーが発見された。
これらの事件に関して、VIC州の動物保護団体、ワイルドライフ・ビクトリアは犯人逮捕のために1万ドルの懸賞金を掛けていた。
逮捕されたのはメルボルン北部トーマスタウン在住の27歳の男で、警察は2軒の住宅を家宅捜索した結果、弓2張、矢6本、矢筒1本及び変装用の衣服を押収した。起訴された男は現在、保釈中で、6月25日にハイデルベルグ治安判事裁判所に出廷する。