生活

新たな新型インフル患者 国内5例目

【メルボルン20日AAP】   20日、メルボルン在住の3兄弟が新型インフルエンザ(H1N1型)に感染していることが確認された。また、NSW州でも新たに患者が確認され、オーストラリア国内での新型インフルエンザ症例数は、今月7日に初めて患者が確認されて以降、5例目となった。

感染が発覚した兄弟は9歳、10歳及び12歳で、ロサンゼルスに家族旅行をして1週間前に帰国したばかり。9歳の少年はGP(一般医)で診察を受けて感染していることが発覚したが、保菌状態で通学していたとみられることから、保健当局は少年の同級生らに抗ウイルス薬のタミフルやリレンザを処方するなどの処置を行うとともに、同級生、教師及び教員助手を5日間、自宅隔離にする。一方、関係当局は、この少年に接触した可能性がある人物の特定を急いでいる。

また、ジョン・デラ・ボスカNSW州保健相は、同州内で新たに新型インフルエンザに感染している女性患者が確認されたことを発表。この女性は今月初め、米国を旅行していた時に感染したとされている。女性は回復しており、先週、オーストラリアに帰国した際には既に感染力はなかったものとみられている。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら