【パース22日AAP】 WA州のアイコンして親しまれてきたコテスロー・ビーチの海中に建つ塔が、嵐によって倒壊し、存続の危機に直面している。
この塔は元々、1920年代にサメ除けネットの設置のために海中に建てられたもの。WA州民らは、塔によじ登って海にジャンプするなど、長年この塔に親しんできた。
倒壊した塔の修復には、数十万ドルもの費用がかかると推定されており、コリン・バーネットWA州首相は、「塔の運命は、地元住民の手にゆだねられている」と語っている。WA州政府は、修復費としてすでに5万ドルを提供しており、コテスロー市議会は連邦政府からの資金も投入する予定。
しかし修復費用は十分でなく、地元住民からの援助が必要だという。バーネット首相は、コテスローの地元住民やビーチ利用者らに対して「募金を集めて、塔を救おう」と呼びかけている。