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NSW州北部で川が増水、夜中に住民が緊急避難

【シドニー23日AAP】   23日未明、NSW州北部でマクリー川が氾濫する可能性が高くなったため、周辺地域住民が、町や道路が浸水する前に緊急避難を行った。

緊急避難命令が発令れたのはNSW州北部グラフトンとケンプシーで、22日夜から、NSW州救急局(SES)の隊員がケンプシーの各世帯のドアを叩いて緊急避難を指示した。住民らは、所持品を高いところに置いて早く避難するように促されたという。

SESスポークスマンのグレッグ・スレーター氏は「23日未明に、気象局はケンプシー地域のマクリー川の予測水位を7メートルに修正した。川の水位が7メートルに達すると、堤防を越水して町の中心部が浸水することになる。避難に対する地元住民の協力が必要。状況は深刻だ」とスカイ・ニュースに語っている。

洪水位は23日正午にピークに達し、2001年の洪水時と同程度か、わずかに低い水位が予測されている。

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