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豪政府、北朝鮮の核実験を厳しく非難

【キャンベラ25日AAP】   北朝鮮が25日に実施した2回目の核実験を受け、スティーブン・スミス外相は北朝鮮を厳しく批判し、オーストラリアの同盟国と協力して国連でこの問題を追及していくことを約束した。

 

ワシントンは平壌が実施した地下核実験は「世界平和への脅威」と警告した。一方、北朝鮮は国際社会の批判を無視。モスクワの報道によると、北朝鮮は米国による「脅迫的」な政策が終焉しない場合、さらなる核実験を実施すると警告したという。

北朝鮮は実施した地下核実験は「成功」したと発表した。今回実験に使用された核の威力は3年前使用された核よりも強力だったという。 25日午前10時45分ごろ、オーストラリアやそのほかの地域でマグニチュード4.5の地震を記録した。

 

「北朝鮮が国際義務、および安全保障理事会決議第1718号に違反したことに基づき、北朝鮮を非難する。北朝鮮が地下核実験を実施したことに基づき、北朝鮮は国際社会から断固たる非難を受けるべきである」とスミス外相。 野党外交スポークスマンのジュリー・ビショップ氏は「ラッド政権は国際社会と協力し、北朝鮮の軍事政権にあらゆる圧力をかけることで核兵器や弾道ミサイルへの追求を断念させなければならない」とした。

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