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Streetsアイスの不買運動 組合

【シドニー30日AAP】   オーストラリア製造業労働組合(AMWU)は、アイスクリーム製造従業員の賃金を守る目的で、ストリーツ(Streets)のアイスクリームの購入を避けるよう消費者に促している。対象はゴールデンゲイタイム、カリポ、スプライス、マグナムズ、コーネットズ、パドルポップなどストリーツ全商品。

AMWUによると、親会社のUnileverと従業員との団体協約が終了になれば、従業員の賃金は46%も削減されるという。この夏、ビーチや主要スポーツイベントなどアイスクリームが販売される場所で、組合員らは消費者にストリーツ以外のアイスクリームを買うよう促す計画だ。

昨年8月、Unileverは従業員との団体協約終了をフェアワーク委員会に申請した。シドニー南西部のミント工場は稼働費用がかかりすぎ、欧州で製造された商品を輸入するほうが3割安いという。不買運動について同社は、「どのアイスクリームを選ぶかは消費者次第」「不買運動は将来的にストリーツの国内製造を脅かす」と声明で発表した。

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