【シドニー26日AAP】 世界各国の事業家を対象に行われた景況感に関する調査では、オーストラリアは現在の世界的不況において影響を回避している国の第1位に選ばれた。
この調査は、レンタルオフィスやバーチャルオフィスの提供事業を世界61カ国で展開している「サーブコープ」が今年4月、24カ国以上7500人の事業家を対象に行ったもの。2位は中国、3位にはインドとシンガポールが選ばれた。日本は7位だった。
サーブコープのテーヌ・モーフォレッジ取締役は、71%以上のオーストラリア人事業家が自分たちの国はラッキーだと信じている中、世界中の人々も同じように思っていることは興味深いと述べた一方で、オーストラリア国内で連日報道されている不況のニュースは、国内経済に影響を与えるものであり、現在の経済状況の中で存在するビジネス・チャンスを逃してしまうことにつながると述べた。
同調査での上位10位は以下のとおり。
1位: オーストラリア
2位: 中国
3位: インド、シンガポール
5位: 香港
6位: カナダ
7位: 日本、カタール
9位: ニュージーランド
10位: マレーシア、スウェーデン、ベトナム