【シドニー28日AAP】 NSW州では27日、2件の溺死事故があり、女児と男性が死亡した。
27日午後4時半ごろ、NSW州南部ウエントウォースを流れるダーリング川の埠頭で、家族と一緒にいた生後22カ月の女児が川に転落。女児の母親と祖父が川に飛び込んだが、女児を発見するまでに10分間ほどかかった。発見後、蘇生措置が施され、ミルジューラ基地病院に搬送されたものの、少女は死亡した。
同日午後1時ごろ、シドニーのリトル・ベイでは、シドニー南西部ボー・ボーイングに住む44歳の男性が、岩場で魚釣りをしていたところ波にさらわれた。その後、男性の遺体は救助へリコプターによって発見された。
デービッド・マクビース主任警部はこの事故に関して、岩場での魚釣りがいかに危険であるかということを証明したと述べ、ここ数日間、波が非常に高いことから、経験や適切な装備がない限り、悪条件下で危険なスポーツを行うことは無分別な行為だと話した。