【シドニー６日ＡＡＰ】　　　ＮＳＷ州野党は、州政府の児童保護サービスに対する資金が以前よりも減少しており、結果的にサービスが削減されることになると指摘している。

ＮＳＷ州政府は、制度を見直すために児童保護サービスに７億５０００万ドルの予算を割り当てた。資金は、児童保護に関してウッド調査委員会で提言された改革案を実行するため、今後５年間で使用されることになっている。

野党コミュニティ・サービスのスポークスマン、プル・ゴワード氏によれば、実際のところ、資金は以前の１２億ドルから削減されたという。ゴワード氏は「この金額は、コミュニティサービス局が提供するサービス数の削減を示している。要保護児童が記録的な人数である状況下において、これは最も弱い立場にある家族にとって悲惨なことになる」と述べている。