【パース2日AAP】 WA州では、州政府がタクシーなどの乗車運賃による総収入の10%に課税する法案を提出し、これが可決すれば同州内でのタクシーおよびウーバー代金も値上がりするとみられている。新たな課税は、タクシー車両の登録料買戻し計画の財源として使われる。
WA州のサフィオティ交通相は、値上がりの可能性を認めた上で、同業界の改革は必要との認識を示している。さらに、州政府はオペレーターのコスト削減のほか、柔軟性の向上、競争を刺激することを目指すとしており、短距離の乗車に一律に課税するより、運賃収入の総額に課税するほうが好ましいとの考えを示した。
さらにサフィオティ交通相は、業界内で新たな競争が生まれると見込んでおり、「10%に達する運賃の引き上げは、ほとんどの場合で行われないと確信している」と述べた。さらに、ウーバーに対しWA州のドライバーたちに課している25%のサービス費についても、削減するよう求めていることが分かった。