【ブリスベン9日AAP】 QLD州政府は、来月から一般家庭の電気代がおよそ16%値上がりすると発表した。
QLD州競争局(QCA)では、7月1日から電気料金を11.82%値上げすることを予定している。スティーブン・ロバートソンQLD州エネルギー相によれば、これによって利用者はこれまでと同量の電気を使用していても、請求額が15.73%増になるという。「4半期の電気代が約350ドルの利用者は、請求額が55ドル増になり、1日あたり60セント増に相当する」とロバートソン相。QCAは料金値上げの理由について、ネットワーク費用の増大によるものだと説明している。
野党エネルギー部門スポーククスマン、ジェフ・シーニー氏は「州政府が導入している料金システムは、全く利用者を保護していない。電力会社が独自の考えでコストを加算して、利用者に負担させている」と述べた。