【キャンベラ11日AAP】 関西空港からゴールドコーストに向かっていたジェットスター航空のエアバスA330型機が11日未明、操縦室内で出火したためグアムに緊急着陸した。乗員乗客203人にけがはなかった。同航空会社はシドニーから代わりの飛行機をグアムに向かわせた。
この飛行機は、10日午後11時前に関西空港を離陸。乗客44人及び乗員13人がオーストラリア人で、搭乗客のほとんどが日本人だった。
豪州有資格航空整備士協会は、「過去1年半で、カンタス航空グループの飛行機の操縦室内で出火があったのはこれで2度目。いずれのケースも機材整備は経費が安いフィリピンで行われていた」とした。現在、豪州交通安全局による調査が行われている。