【シドニー11日AAP】 豪州統計局が11日に発表した5月の失業率は、前月比0.2%増の5.7%だった。これを受けてジュリア・ギラード副首相は、世界不況の影響が国内の雇用状況に表れていると述べた。
5月の失業率は季節調整後で5.7%。常勤雇用者数は2万6200人減となり、非常勤雇用者数は2万4500人の増加だった。
ジュリア・ギラード副首相は18日、「世界恐慌により国内経済及び雇用が影響を受けている。連邦政府は不況や失業などの問題を抱える国民の支えとなるつもりだ。他国と比較しても我々の経済状況は安定している。連邦政府はオーストラリアを世界不況の影響からできるだけ回避させるよう努めてきた」と述べた。